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2017年3月10日
コラム

【遠農物語2016年】運営者が選ぶ印象に残った写真ベスト5

2016年度の遠農物語を振り返って

2016年度も残すところあとわずかとなりました。普段、この遠農物語では言葉少なに生徒や先生の学校生活の様子を写真中心に紹介しています。


1年間で撮影した写真は数万枚に及び、遠農物語のなかで紹介しきれなかった写真も多数存在します。今回は遠農の撮影を通して個人的に印象に残った5枚の写真を紹介したいと思います。

遠農&コメドコロコラボレシピ考案中の一コマ

今年度初めての試みとして行った、道の駅にあるカフェ<コメドコロ>と遠農生で新しいレシピを考案する取り組み。その試作中に撮影した一枚です。



玉ねぎのみじん切りの最中、刺激が目にしみて我慢できないOくんとその様子を後ろで笑うYさん。その現場を知る人だけにわかる物語が写真に詰まっています。
 

ホタテ釣りの手伝いをする日本最北の農業高校

6月に遠別町で行われたヒラメ底建て網オーナーin遠別のイベント中の一コマ。



遠農の加工品や花などを自分たちのブースで販売する傍らホタテ釣りのお手伝いをしている様子が、少しシュールで海に近い農業高校ならではの光景だと感じていました。
 

枝豆交流学習での一コマ

毎年行っている町内の幼児施設との交流学習。枝豆の収穫体験での様子です。



枝豆の蔦をかき分けながらこどもを背負って畑を歩く姿が印象に残っています。こどもたちにとって年に一回の体験ですが、この時は生徒の皆さんも皆お兄さんお姉さんらしくなっているように見えます。

生まれたての子羊を抱いて


3月の初めにようやく全頭が出産を終えた遠農の羊たち。その出産現場での様子です。



この時の出産はかなりの難産で、先生総出で親羊を介助していました。なんとか出産を終えたと思ったのも束の間、親羊が子宮脱を起こしてしまい、自力で初乳を飲むことができなかった子羊。初乳を絞り与え、親羊の子宮脱の処置をして、張り詰めた空気の羊舎で生徒に抱かれた子羊の目に引き込まれました。
 

卒業式の一コマ

こちらは遠農物語でも紹介した写真ですが、先日行われた卒業式の様子。



最後のホームルーム、一番大切な話をしている時に『すいません、ちょっとお腹が痛くて...』と席を立ったムードメーカーNくん。笑いながら早く戻ってきなさい、と諌めて戻ってきた時にサプライズで送られた花束。

普段冷静な鴇田先生が涙をこらえるシーンは個人的にも目頭が熱くなる瞬間でした。よく見ると、黒板横のディスプレイに実習助手の中島先生がしっかりとカメラを構えている様子も見えます。
 

番外編

夏に行われたスポーツフェアでの一コマ。





ソフトボールでデットボール気味の球を放った大野先生とそれをギリギリ避ける前田先生。小規模校ならではの先生対決が起こるのも個人的に楽しみにしている様子です。

 

2016年度を振り返って

2016年は合計27本の記事、12本のショートムービーを制作し紹介しました。
卒業生が巣立ち、4月から新たな入学生を迎えて次の遠農物語が始まります。

今後も、遠農で起こる小さな物語の様子をこのページで紹介していきたいと思います。今年はさらに新たな取り組みも行う予定ですので、引き続き遠農物語をよろしくお願い致します。


<写真/文 NPO法人えんおこ 原田 啓介>

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